「よるしるべ」ってなに?
瀬戸内国際芸術祭、2016年夏会期は9月4日まで。
いよいよ秋会期も近づいて来ました。
観音寺市では10月8日から伊吹島で開催。
10月21日からは市街地で「よるしるべ」。
一心寺も会場の一つですが、地元でも案外「よるしるべ」を知らない方がいます。
そこで「よるしるべ」ってなに?
それは「ドピカーン観音寺」から
2004年から「ドピカーン観音寺」というまちづくりプロジェクトが始まりました。
その中に、アーティスト・イン・スクールというものが。
アーティストが学校に滞在し、アートを通して子どもたちに豊かな心を育むというもの。
この素晴らしい取り組み、現在、観音寺では行われておらず。
ぜひ復活してほしい!
「よるしるべ」の始まり
アーティスト・イン・スクールに参加していたOMOCHI(梶高慎輔・果代ご夫妻)さんが観音寺を題材とした映像作品を作り、街に投影。
それをみち標(しるべ)として夜の街歩きをし、観音寺の歴史、風景など魅力を感じてもらうのが「よるしるべ」。
2011年から始まったとのこと、でも資料がない‥‥。
2012年のチラシ。この地方の名物・おいりを題材にした作品。
いよいよ瀬戸内国際芸術祭へ
かく言う私が知ったのも、2013年、前回の瀬戸芸。
映像に加えて、地元の陶芸家・槙黄州さんの陶の灯りも夜のしるべに。
チラシ掲載のメイン作品はこれ。
元置屋の建物に、実際おられた芸者さんの源氏名を投影したもの。
不思議?なアートで面白い。
一心寺で「よるしるべ」
2014年に電話が
一心寺にはどんな映像が投影されるのかとワクワク。
本堂にディレクターの漆さんとアーティストが集合。
今年から永田壮一郎さん、トムスマ・オルタナティブさんも。
かしこまって正座、それぞれの活動内容の紹介。
映像、陶の灯りに加えて、香り、音、パフォーマンスの要素も入るとのこと。
しかし、話を聞き進めるうちに、みなさんの真摯な態度とプログラムに共感。
素晴らしい、楽しいと直感。
それどころか、その場の思いつきで
やる気満々の返事をしていました。
「てのり湯」って!?
そして行われたのが「てのり湯」。
茶道をモチーフにした愛とユーモアのあるパフォーマンス。
笑いもあり、癒されもし、考えさせられもするアートというか哲学。
「よるしるべいべー」誕生
トムスマさんが生み出した公式キャラ。
不思議なかわいさ。
色々なところに出没します。
アートな夜のお寺
一心寺での映像作品。有明浜の波と文様。
陶の灯り。
本堂内では仏具の音で作った曲が流れる。
最高に楽しい夜となりました。
2015年も新たな楽しさが
音楽担当の永田さんが
四句念仏というものに曲をつけてくれました。これがかっこいい!
こうなりました。
境内と映像作品はこんな感じ。
「よるしるべイベー」グッズも続々と。
今年も開催、そして瀬戸内国際芸術祭へ向かって
今年はどんな「よるしるべ」が展開されるのでしょうか。
フェイスブックなどで、新しい情報をお届けして今ます。
今後も続いていく「よるしるべ」どうぞお楽しみに!!
「よるしるべ」フェイスブック、公式ページもこれから充実してきますよ。