万灯会を初開催!

山門から参道へ
万灯会?聞いたことがないという方も多いかも。
万灯会とは、万の数、それくらいの多くの灯明をともして、仏・神を供養する法会。
歴史的にはかなり古くから行なわれています。
651年(白雉2)には、味経(あじふ)宮で2700余りの灯を燃して、読経したそう。
744年(天平16)12月には、東大寺の前身である金鐘(こんしょう)寺で1万坏の燃灯供養を行ったのが万灯会の初例であるとのこと。
当山一心寺では初開催!もちろん1万灯はありませんが…
竹灯りに彩られた境内
境内は「よるしるべ」でも好評を博した「EI-EI-oh」の竹灯りが。

本堂へ

鐘楼を望む
こちらからお願いしていたのは、四季を感じさせてほしいということ。
春は花。

色とりどりの花
夏は花火。

打ち上げ花火が2つ

花火の光
秋は銀杏。

竹に銀杏の葉が
冬は雪の結晶。

白い雪の結晶
四季折々の風景を竹灯りで楽しませてくれました。
鐘撞き堂の中には、「EI-EI-oh」のキャラクター「Johny」の笑顔が満載。

鐘楼への階段を昇ると

中には一杯のJonhy
美しいオリジナル竹灯籠
灯籠は、蓮のピンクの花と緑の葉が浮き出る美しい「EI-EI-oh」作成のオリジナル竹灯籠。
「南無阿弥陀仏」と、灯籠をあげてくださった有縁の方々の法名、お名前を筆書き。

オリジナル竹灯籠

100灯ほどの灯籠上げが
開始の18時から3回、灯籠をお供えした本堂でお勤めさせていただきました。

お勤め風景
みなさま、色々な思いを馳せて手を合わせてくださったことでしょう。
今回は西日本豪雨災害への義援金活動として開催させていただきました。
災害義援金として少しばかりの気持ちを
どこかの組織を通してではなく、直接見える形で義援金を送りたい。

「一般社団法人みつぎさいこう」の梶高氏へ
ということで、「よるしるべ」でご縁のあった広島県御調町へ。

御調の被害状況⓵

御調の被害状況②
各地で被害がありましたが、広島県は近年多くの災害に見舞われています。
万灯会の後には、北海道胆振東部地震が。
各地で災害が起こり、苦しんでいる方がおられます。
仏さまのようにとはいきませんが、少しなりともその方々のために。
万灯会にご来場、供灯籠による義援金へのご協力、有難うございました。
また来年も開催したいと思います。

本堂から山門を望む
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