日本勢がすごい!
開会から1週間、金メダル7個。
すでに前回ロンドンオリンピックで獲得した数に並びました。
日本人としてうれしい限り。
負けたら死んでしまいたい
私も学生時代に打ち込んでいた卓球。
見ましたか?面白いでしょう?
水谷選手はオリンピック卓球個人として初メダル。
「夢を叶えられてうれしいです。今日負けたら一生後悔すると思うし、ホントに死にたくなると思うので絶対負けたくないという気持ちで頑張りました」との発言。
もちろん大げさな表現だとは思いますが、気になります。
以前は、メダルを取らなければ国に帰れない、という選手が大勢いました。
かつてはお家芸と言われた柔道。
近年、その面影が無くなっていましたが今回は復活。
男子は全階級で、女子も2つの階級を除いてメダル獲得。
メダルなしの田代選手、梅木選手の気持ちは、と案じます。
オリンピックは国のもの?個人のもの?
開催前に、ロシアのドーピング問題が持ち上がりました。
国ぐるみであるから全員出場資格なしにすべきである、いや種目、個人ごとに審査すべきであるとの論争が起こりました。
オリンピックは誰のために行われているのでしょうか?
多くの人は自国の選手を応援してはいても、成績が悪かったからといって非難することはないでしょう。
もしも、外からは全力を尽くしていないように見えても、そんなことはないはずです。
今まで努力してきて、負けて一番悔しいのは本人なのですから。
夢を追うのは大切、でも‥‥
大人は、子どもたちに「夢を追うのは素晴らしい」と教えます。
それは良いのですが、叶わないことが多いのが現実です。
ですから、同時に叶わなかった時のことを教えてあげなければいけません。
そうしなければ、夢に破れたときに、ただただ失意に落ち込んでしまうことにもなりかねません。
今の私には一つの道、これからの私にはたくさんの道
私たちは一つの道しか歩めません。
その道に破れたら何もない、ではありません。
ただ私の一部分が、一つの瞬間がそうなっただけなのですから。
その道が閉ざされても別の道があります。
格闘家として活躍した須藤元気さん。
まだまだ戦える時に引退、それは突然に見えました。
その後、WORLD・ORDERというダンス・ユニットとして活躍。
成功したから、というのではありません。
その時々で自らのベストを尽くすならば、どのような道でも悔いはないと思えるのではないでしょうか。
だから、どのような状況でも今の自分のベストを尽くす。
それが周りにどう見られようとも良いのでしょう。
あるがままを受け入れて
仏教では、すべてをあるがままに受け入れなければ苦しみが尽きないと説きます。
今の自分を受け入れた時に新しい道が開けてくるのです。
「米寿もはたちも一度だけ 人生初事ばかりなり 誰も現役 今が旬」(佐々木安徳)
いつでもどこでも誰にでも「南無阿弥陀仏」。
支えてられていますから、思いっ切り全力を尽くしましょう。
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